クレジットカードを使った家計管理がおすすめな4つの理由【知らないと損】

ライフプランニング
この記事は約12分で読めます。
記事内にプロモーションが含まれています。
相談者
  • クレジットカードを活用した家計管理の具体的なやり方は?
  • 家計管理に使えるおすすめのクレジットカードは?

最近はキャッシュレス化に伴い、生活費をクレジットカード1枚で全て管理している家庭も、大変多くなってきました。

クレジットカードで家計管理を行うと、さまざまなメリットが受けれる他、面倒な家計簿を記録する作業なども省くことができます。

その上、今はスマホアプリやクラウド会計ソフトと、気軽に連携させることができるため、固定費や変動費など全てデジタルで管理することが可能です。

初めての人には少しハードルが高いように感じるかも知れませんが、一度慣れてしまうと、クレジットカードでの家計管理の利便性の高さに気づくはず。

この記事ではクレジットカードを活用した家計管理のコツや、具体的なやり方等に関して、分かりやすく解説しています。

最後まで読んでいただくことで、面倒な家計管理をストレスなく、簡単に行えるようになることでしょう。

スポンサーリンク

クレジットカードを使った家計管理がおすすめな4つの理由

  1. 毎月届く明細書が家計簿代わりになる
  2. 支払いでポイントが貯まる
  3. 手数料の負担を減らせる
  4. クレジットカードの特典が得られる

クレジットカードを活用した家計管理がおすすめな理由としては、主に4つあります。

特にクレジットカード支払いだとポイントが貯まる上に、ポイントでの支払いも可能です。

また、クレジットカードによっては、お得な特典なども用意されているため、買い物の際に割引を受けることもできます。

毎月届く明細書が家計簿代わりになる

クレジットカードでの家計管理を、おすすめする一番の理由としては、明細書が家計簿の代わりになるからです。

生活費の支払いを一つのクレジットカードに統一しておくことで、わざわざ家計簿に人力で入力する必要がありません。

また、クレジットカードの明細書は、Webでも細かく確認できるため、ご自宅や外出先でも気軽に確認することができます。

支払いでポイントが貯まる

ほとんどのクレジットカードには、ポイント制度が導入されており、カードで支払いを行うことで毎回ポイントが付与されます。

ポイントの還元率は、大体約0.5〜1.0%と定めているところが多く、生活費をクレジットカードで支払うことで100円あたり0.5〜1ポイント貯まります。

また、貯まったポイントは、

  • 買い物代金から差し引き
  • キャシュバック
  • 景品、商品、ギフト券と交換
  • マイル、他社ポイントに移行

など様々な用途で活用することが可能です。

手数料の負担を減らせる

クレジットカードの手数料は全て加盟店が負担しているため、利用者側は全くかかりません。

仮に毎月の生活費を現金でやりくりしている場合は、都度にコンビニATM引き出しを行わなければならないため、手数料が少なからず100〜200円程度はかかります。

その点、クレジットカードでの支払いであれば、手数料の負担がありません。

また、注意点としてクレジットカードには、”リボ払い”と”分割払い”という支払い機能が、付帯しています。

  • リボ払い:予め設定しておいた金額を分割して支払う
  • 分割払い:利用額を3回以上の複数回にわたって分割して支払う

一般的なリボ払いの手数料率は、実質年率15.0%とされているため、最終的にかなり高い手数料を支払わなければなりません。

また、分割払いに関しても、一括で支払う場合と比較して、手数料が高くなってしまいます。

そのため、クレジットカードで支払う際には、できるだけ一括で支払うようにしてください。

クレジットカードの特典が得られる

各種クレジットカードには、様々な特典が付帯しています。

主な特典としては、

  • 飲食店での優待
  • 買い物代金の割引
  • ケータイ料金の割引
  • 特定サービス、店舗での割引

などが挙げられます。

クレジットカードによっては、生活費がお得になる特典も多いため、活用しないのは損だと言えるでしょう。

クレジットカードを活用した家計管理の5つのコツ・やり方

  1. 生活費の支払いを全てクレジットカード決済にする
  2. 各種保険料の支払いもクレジットカードで行う
  3. クレジットカードのキャンペーンを賢く活用する
  4. 家計簿アプリやクラウド会計ソフトとクレジットカードを連携させる
  5. 家族カードを活用すればポイントも明細書も一つにまとまる

クレジットカードを活用した家計管理のコツを、しっかりと抑えて取り組むことで、簡単にストレスなく取り組むことができます

逆にコツややり方自体が間違っていると、全くメリットが得られませんので、ご注意ください。

生活費の支払いを全てクレジットカード決済にする

出典:楽天カード

生活費の支払いを全てクレジットカードにまとめると、Webサイトや専用アプリで簡単に明細を確認することができます。

画像は”楽天カード”のWebでの明細書になりますが、購入商品の詳細までは提示されません。

そのため、受けたサービスや購入した商品名などの詳細まで記録する際には、自身で他のアプリもしくは会計ソフトに入力する必要があります。

各種保険料の支払いもクレジットカードで行う

変動費に限らず保険料などの固定費に関しても、全てクレジットカードで支払うように、設定しておきましょう。

毎月指定口座からの引き落としや、現金振り込み等にしておいては、大変勿体無いです。

クレジットカードでの自動支払いにすることで、ストレスなく支払うことができる上に、ポイントも付与されるため一石二鳥です。

クレジットカードのキャンペーンを賢く活用する

出典:楽天カード

クレジットカードによっては、大変お得なキャンペーンを実施している場合があります。

キャンペーンの開催時期は、月や日にちによって異なります。

例として”楽天カード”の場合は、クレジットカードを利用して楽天市場で、毎月”5″と”0″の付く日に買い物をすると、楽天ポイントが合計5倍付与されます。

その他にも、様々なキャンペーンがクレジットカードによって実施されていますので、タイミングを合わせて買い物を行うと良いでしょう。

家計簿アプリやクラウド会計ソフトとクレジットカードを連携させる

最近はスマホで使える便利な家計簿アプリや、クラウド会計ソフトが大変多いです。

それぞれクレジットカードや銀行口座と、簡単に連携させることができます。

そのため、生活費の支払いをクレジットカードにまとめることで、お金の流れを全てアプリやソフトで、一元管理することが可能です。

家族カードを活用すればポイントも明細書も一つにまとまる

クレジットカードにおける”家族カード”とは、簡単にいったら自身の家族だけに作れる、クレジットカードです。

家族カードの主なメリットとしては、3つ挙げられます。

  1. 家計管理がより行いやすくなる
  2. ポイントが貯まるのが早い
  3. 1人目の年会費が初年度無料になる (※カードによる)

家族内でバラバラにクレジットカードを作るよりも、一括して世帯主が家族カードを作ることで、家庭内のお金の流れを把握することができます。

家計管理におすすめのクレジットカードの主な3つの選び方

  1. お得なポイント還元率を重要視する
  2. カード年会費は無料か有料かで判断する
  3. Webページやアプリの見やすさ・使いやすさ

家計管理に適したクレジットカードの選び方としては、主に3つ挙げられます。

クレジットカードには様々な種類があるため、より自身に適したカードを選ぶことが大切です。

クレジットカードの選び方一つで、生活費がグンとお得になるため、申し込む際には慎重に選ぶようにしましょう。

お得なポイント還元率を重要視する

クレジットカードで生活費をお得にするためには、ポイントの還元率はとても重要な比較項目です。

基本的には還元率が1.0%以上だと、高還元のクレジットカードだといえます。

ポイントの還元率が高ければ高いほど、同じ生活費でもより多くのポイントを貯めることができます。

例えば毎月の生活費が10万円だとすると…

ポイント還元率1ヶ月間の生活費得られるポイント
0.5%10万円500p
1.0%10万円1,000p
2.0%10万円2,000p

表はあくまでも参考例ですが、同じ生活費でもポイントの還元率で、全く異なることを覚えておきましょう。

カード年会費は無料か有料かで判断する

クレジットカードの中には、年会費が有料のものもあります。

有料と無料の違いは主に、カードに付帯している保険や特典などが挙げられます。

家計管理にクレジットカードを活用する場合には、年会費無料のカードで十分なので、基本的にはわざわざ有料のカードを利用する必要はありません。

ただし、有料カードの中にはポイント還元率が高いものもあるため、強いて有料カードを選ぶのであれば、還元率を比較して決めると良いでしょう。

Webページやアプリの見易さ・使いやすさ

出典:楽天カードアプリ

クレジットカードを選ぶ際には、Webページやスマホアプリ画面の見やすさや、使いやすさ等も重要な比較項目です。

表示している画像は、楽天カードアプリのスマホ画面となりますが、アプリからでも明細や獲得ポイントなどが、一目で分かるようになっています。

特に家計管理においては「見やすさ・使いやすさ」はとても重要ですので、実際の画面や操作方法を調べた上で、決めるようにしましょう。

家計管理におすすめの大人気クレジットカード3選

  1. 楽天カード
  2. セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
  3. JCB CARD W
主婦

クレジットカードで家計管理がしたいのだけど、一体どのカードを使えばいいのかしら?

FP担当者

迷っているのであれば、楽天カードが一番無難です。

年会費無料でポイント還元率もよく、専用アプリもあるため、家計管理も行いやすいです。

家計管理に使える数あるクレジットカードの中でも、特におすすめのカード3枚に絞って、それぞれ分かりやすくご紹介しています。

年会費に関してはどれも無料ですので、ご自身に適したクレジットカードを利用してみてください。

楽天カード

出典:楽天カード
年会費無料
ポイント還元率1.0%
主な特典新規入会&利用で5,000ポイント取得できる
審査可能年齢18歳以上
公式サイトhttps://www.rakuten-card.co.jp/

楽天カードは、普段から楽天市場や楽天Edy、楽天モバイル等を利用されている方に、おすすめのクレジットカードです。

ポイントの還元率は1.0%と高く、様々なシーンでポイントを貯めることができます。

また、”楽天経済圏”と呼ばれるほど楽天のサービスが充実しており、楽天でんきや楽天保険など他の類似サービスと組み合わせることで、ポイントの還元率が高くなります。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

出典:セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
年会費無料
ポイント還元率0.5% ~ 3.0%(※条件アリ)
主な特典新規入会で8,000ポイント相当がもらえる
審査可能年齢18歳以上
公式サイトhttps://www.saisoncard.co.jp/amex/pearl-cs/

“セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード”の特徴はなんといっても、還元率の高さにあります。

QUICPay(クイックペイ)加盟店で、

  • Apple Pay
  • Google Pay
  • セゾンQUICPay

のいずれかのサービスを活用して支払いを行うことで、3.0%分のポイントが還元されます。

その他、特定の店舗では毎月”セゾンカード感謝デー”が行われおり、食品や衣料品等を5%オフで買い物することが可能です。

JCB CARD W

出典:JCB CARD W
年会費無料
ポイント還元率1.0%
主な特典新規入会特典Amazon.co.jp利用でポイント30倍
審査可能年齢18歳以上 ~ 39歳以下
公式サイトhttps://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/os_card_w.html

一般的なJCBカードはポイントの還元率が0.5%となっていますが、“JCB CARD W”の場合は2倍のポイントが還元されます。

また、優待店でカードを利用することで、ポイントの還元率が大幅アップする特徴も持っています。

その他、キャンペーンと組み合わせることで、最大21倍のポイントをゲットすることも可能です。

クレジットカードで家計管理を行う際の3つの注意点

  1. カードの締め日や引き落とし日を把握する
  2. 使える金額(予算)はカードであっても予め決めておく
  3. 家計管理で利用するクレジットカードは1枚にまとめる

クレジットカードで家計管理を行う際の注意点としては、主に3つあります。

特にクレジットカードは、締め日と引き落とし日がカードによって異なるため、しっかりと作る前に確認しておきましょう。

また、クレジットカードは複数枚作ることが可能ですが、家計管理に使うカードはできるだけ、1枚にまとめるようにしてください。

カードの締め日や引き落とし日を把握する

クレジットカードには、締め日と引き落とし日が設けてあり、カードによって日にちが異なります。

支払い方式は基本的に”後払い“となるため、カード利用月に即引き落としされることはありません。

実際の引き落としは、よく月以降になります。

そもそもクレジットカードは、

  • 利用者
  • 加盟店
  • クレジットカード会社

の3つの関係性から成り立っています。

利用者がカードを利用し、利用額分をよく月以降にカード会社に支払った後に、カード会社側から利用金額分が加盟店に支払われる仕組みです。

使える金額(予算)はカードであっても予め決めておく

クレジットカードが便利すぎて、ついつい限度額いっぱいまで、使い過ぎてしまう人がたまにいます。

カードの使い過ぎを防ぐためにも、初月に必ず使える金額となる、予算を決めるようにしましょう。

現金支払いとは異なり、クレジットカードはお金を支払っている感覚が薄い特徴があります。

家計管理のために、クレジットカードを活用している訳ですから、使い過ぎては本末転倒です。

家計管理で利用するクレジットカードは1枚にまとめる

家計管理でクレジットカードを活用する際には、1枚のカードでやりくりを行うようにしてください。

確かにクレジットカードは複数枚作ることができますが、生活費を様々なカードで支払っていると、明細が別々になるため管理が難しくなります。

1枚のクレジットカードにまとめることにより、一目で明細を確認できるとともに、家計の見直しの際には大変便利です。

その上、クレジットカードでの家計管理を1枚にまとめることで、ポイントも貯まりやすくなります。

まとめ

クレジットカードでの家計管理が、おすすめである理由に関して、分かりやすく解説してきました。

  1. 毎月届く明細書が家計簿代わりになる
  2. 支払いでポイントが貯まる
  3. 手数料の負担を減らせる
  4. クレジットカードの特典が得られる

今は便利なアプリやクラウド会計ソフト等もありますので、お好みのクレジットカードと連携させて、効率的に家計管理を行いましょう。

また、クレジットカードで管理することで、ポイントも貯まりますので、一石三鳥以上のメリットが得られます。

コメント