【海外移住の費用】マレーシアやタイ等の人気国別の生活費まとめ

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相談者
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海外移住の費用はどれくらいかかる?

海外移住のメリットやデメリットは?

海外移住を検討する日本人も最近は多くなってきましたが、実際に移住するとなるとどれくらい費用がかかるのか心配な方も多いです。

総合的な費用に関しては移住する国によって様々であり、東南アジア諸国の物価の安い国であれば、想像以上に費用はかかりません。

ただし、アメリカやカナダ、イギリスなどの物価が高い国へ移住するとなると、ある程度まとまった初期費用が必要になります。

実際に海外移住する際には、十分下調べを行った上で実行する必要があるでしょう。

この記事では海外移住に関する費用や、海外移住するメリット・デメリット等に関して、分かりやすく解説しています。

担当FP
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海外移住する際には、事前の下調べが大変重要です。

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海外移住にかかる費用はどれくらいなのか

海外移住 費用

海外移住を行うにあたり問題になってくるのは、お金とビザの2つです。

特にお金に関しては、ビザ取得のための費用や現地での数ヶ月分の生活費などが考えられ、初期費用としてある程度まとまった金額が必要です。

現地での仕事先が既に決まっていれば問題ありませんが、仕事がなくこれといった収入源がない状態で海外移住するためには、余計にお金が必要になります。

またビザを取得するためには、本人の能力や経歴、資産等の条件が設けてある場合が多いため、移住先の国選びは非常に重要です。

担当FP
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実際に移住される国によって、海外移住のハードルが変わってきます。

海外移住後の毎月の生活費

海外移住を行うにあたり、事前に数ヶ月分の生活費を確保しておく必要があるでしょう。

比較的に物価の低い東南アジア諸国であったとしても、国によって全くかかる生活費が異なるため、事前に調査した上で資金準備を行うべきです。

例えば日本人の移住先として人気が高いマレーシアであれば、都市部でも家賃は10万円からと家族で移住しても、比較的に安く抑えられます。

食費やその他費用を含めたとしても、1ヶ月20万円程度で済むでしょう。

対して、同じ東南アジアに位置するシンガポールだと、家賃が20万円からと非常に高い上に、物価も日本とあまり変わりません。

家族で移住したとして1ヶ月間にかかる費用は、50万円前後と非常に高い水準です。

海外移住先のビザ問題

海外移住にあたり、お金と同じくらい重要なのがビザの取得です。

海外に滞在するためには何かしらのビザの取得が必要となるため、既に海外移住先の国がある程度決まっている方は、ビザに関して十分調べる必要があります。

ビザ取得の難易度は、移住される国や移住者の年齢、経済力によって異なります。

例えば50歳以上の方で既に年金を受け取っている人であれば、リタイアメントビザの取得が国によって簡単に行えます。

逆に50歳未満の方で海外移住を行う場合は、ビザ取得の難易度がかなり高いです。

巨額の資産を持つ投資家であったり、優れた技術や功績を持っている技術者やスポーツ選手等であれば、簡単にビザの取得ができる可能性もあります。

しかし、大半の人が一般人ですのでビザ取得に関しては、十分検討する必要があるでしょう。

海外で年金だけで暮らせるのか

「老後生活は、海外で悠々自適な生活がしたい」と考える人も、最近は少なくありません。

移住先の国によっては、現在でも年金だけで悠々自適に生活することは可能です。

ただし、本人がどのような生活を望むかによって1ヶ月の生活費が異なる上に、最近は東南アジア諸国の物価も上昇傾向にあります。

年金の受給額も年々減少傾向にありますので、現地での副業等を検討するのも良い方法です。

また海外移住では、言語の問題も考えられます。

老後生活の拠点として海外を検討されている方は、少しずつでも良いので語学学習を行うことをおすすめします。

海外移住を行うメリット・デメリット

海外移住 費用

海外移住を行うメリット・デメリットに関しては、どの国へ移住するかによって全く内容が異なります。

例えばフィリピンへ海外移住した場合、以下のような項目が挙げられます。

メリットデメリット
・生活費が安い
・気候がよく住みやすい
・異国の文化圏で新しい発見がある
・子供の教育環境として最適である
・物価上昇リスクがある
・食べ物が合わない
・治安が良くない

メリットに関しては、日本よりも物価が安いため生活費が抑えられる他、公用語として英語を話す人が多いため英語学習にも最適です。

対してデメリットは、治安が悪く女性が夜道を一人歩きしたりするのは危険が伴います。

食べ物に関しても、人によっては全く現地のものが合わない場合も考えられるため、日本食が中心となり食費が高くなる可能性があります。

担当FP
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メリットやデメリットの内容に関しては、人によっても異なります。

海外移住の費用を安く抑えるなら東南アジアがおすすめ

海外移住 費用

兎にも角にも海外移住の費用をできるだけ抑えるためには、移住先を慎重に選ぶ必要があります。

中でも東南アジア諸国は、諸外国と比較しても物価が安く、日本よりも低い生活費で暮らせるため人気が高いです。

国によってはビザの取得も容易にできるところもあり、海外移住で障壁になりやすいお金とビザの問題をいっぺんに解決できます。

いきなり海外移住するのはハードルが高いため、最初は数ヶ月ほど試しに移住体験を行ってみると良いでしょう。

実際に現地で試しに暮らしてみると、それまで気づかなかったことが見えてくるのでおすすめです。

インターネット上の情報だけを頼りに海外移住すると、現地で思わぬ落とし穴に遭遇する可能性が高いため、まずは一度現地へ赴いてみてください。

東南アジアで海外移住先として人気の国
  • タイ(バンコク)
  • フィリピン(マニラ・セブ島)
  • マレーシア(クアラルンプール)
  • インドネシア(ジャカルタ・バリ島)
  • ベトナム(ハノイ・ホーチミン)
担当FP
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海外移住を行うのであれば、現地視察は必ず事前に行いましょう。

海外移住先を決める際のポイント

海外移住 費用

海外移住先を決める際の論点としては、主に8つ挙げられます。

  • 医療環境
  • 公衆衛生
  • 治安
  • 地域コミュニティー
  • 気候、住みやすさ
  • 物価、住居費
  • 宗教問題
  • 子供の教育環境

日本と全く同じような環境を求めてしまうと当然、生活コストは高くなります。

そのため、ご自身で妥協できる範囲や項目を、あらかじめ決めておきましょう。

例えばできるだけ物価の安い国へ移住したい場合は、新興国になる可能性が高く、治安に関してはそれほど良くありません。

特定の項目が優れていても、他の項目が悪いというケースは意外に多いため、海外移住する際には何を一番重要視するのかを明確に決めておきましょう。

担当FP
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あれもこれもと欲張り過ぎると当然、かかる費用も高くなります。

大人気おすすめ海外移住先ランキングTOP10

海外移住 費用

日本人に人気が高い海外移住先として、10ヶ所の国をそれぞれランキング形式でまとめてみました。

No.国名1ヶ月間
生活費
ビザ取得
難易度
日本人
在住者数
1マレーシア12万円〜低い約2.5万人
2タイ10万円〜低い約8万人
3アメリカ
(ハワイ)
50万円〜高い約30万人
4フィリピン10万円〜低い約2万人
5オーストラリア15万円〜高い約10万人
6カナダ20万円〜普通約7万人
7オランダ13万円〜低い約1万人
8シンガポール25万円〜高い約8万人
9ニュージーランド10万円〜普通約1万人
10イギリス15万円〜高い約6万人
※表の内容は、あくまでも参考としてお使いください。

表はあくまでも目安なので過信せずに、ご自身でも十分気になる国に対して十分リサーチを行った上で、判断してください。

担当FP
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国別の社会情勢なども考慮しておきましょう。

マレーシア

● 1ヶ月間の生活費(目安):12万円〜

日本人の海外移住先として、かなり人気が高いマレーシア。

物価は日本よりも若干安い価格帯であり、英語圏なので現地では英語で十分生活が可能です。

気候も安定しており花粉症などがないため、かなり生活しやすいでしょう。

食事に関しても日本人に合う食べ物が多く、ローカルフード中心にすればより生活費を安く抑えられます。

自然災害なども少なく、社会インフラが発達しているため、日本と遜色ない生活レベルで暮らせると言っても過言ではありません。

● ビザの取得難易度:低い

14年連続移住したい国No. 1のマレーシアですが、ビザ取得に関しても諸外国と比較してかなり難易度は低めです。

ビザなしでも90日間の滞在が可能となっており、MM2Hのビザを取得すれば最長で5年間は滞在できます。

MM2Hの取得者数は世界で日本人が2番目に多く、定められた経済証明さえできれば、意外と簡単に取得可能です。

タイ

● 1ヶ月間の生活費(目安):10万円〜

微笑みの国と呼ばれるタイの魅力は、なんといっても物価の安さ。

最近は円安の傾向もあり徐々に物価が上昇傾向にあるものの、それでも日本よりも安い生活コストで快適な生活が送れるのがタイです。

親日関係にあるタイは、日本人に対して優しい国でもあり、気候も安定しており非常に生活しやすい環境です。

公用語はタイ語ですが、都市園であれば英語でも十分話が通じます。

治安に関してもそれほど悪くはないため、初めての海外旅行先としても非常に人気が高いです。

● ビザの取得難易度:低い

一年中、南国気分を味わえるタイでは、ビザ(信用)をお金で購入できます。

タイランドエリートビザと呼ばれる長期滞在ビザを購入することで、最長20年間の滞在が可能です。

最短でも5年間の滞在が許可されるため、ある程度お金に余裕がある人は検討してみてください。

ちなみにビザ取得にかかる費用は、最短5年間のタイランドエリートビザで約220万円です。

アメリカ(ハワイ)

● 1ヶ月間の生活費(目安):50万円〜

日本人の海外旅行先として、非常に人気が高いアメリカ南部に位置するハワイ。

一年中、気候が安定しており湿度もそこまで高くなく、カラッとした天気で過ごしやすいハワイですが、物価や家賃等に関してはとても高いです。

短期間で旅行する分にはとても魅力的な地域ではありますが、住むとなると話は別。

現地で日本人ができる仕事も限られており、賃金も非常に安いため、ある程度の経済力がないと長く滞在するのは難しいでしょう。

● ビザの取得難易度:高い

アメリカに移住するためには、グリーンカードを取得する必要があります。

具体的なグリーンカードの取得方法は、以下の4つです。

  • 配偶者と結婚する
  • 抽選で選ばれる
  • 米国への投資を行う
  • 自己の才能や能力を認めてもらう
  • 米国企業に就職する

どの方法でビザ取得を目指すとしても、1年以上の期間がかかります。

その上、英語力も試されるため本気でグリーンカードの取得を目指すのであれば、十分な事前準備が必要になるでしょう。

フィリピン

● 1ヶ月間の生活費(目安):10万円〜

日本から飛行機で約4時間で行けるフィリピン。

最近は物価が上昇傾向にあるものの、それでも日本と比べればまだまだ安く生活できる国の一つです。

移住先としては首都マニラやセブ島の2つがとても人気が高く、公用語が英語なので英語留学先としてもおすすめの国です。

治安に関してはあまり良くないですが、軽犯罪に気を付ける、危険なエリアに近づかない、などの基本的なルールを守れば問題ありません。

● ビザの取得難易度:低い

フィリピンではノービザでも30日間の滞在が許可されており、その後は最寄りのイミグレーションでビザの延長を行う必要があります。

ビザ延長は誰でも簡単に行えるようになっており、観光ビザだけでも最長36ヶ月の滞在が可能です。

また現地の企業で仕事を行う場合は、別途就労ビザの取得が必要になります。

フィリピンのビザに関する規定は、変更される頻度が高いので逐次ご自身でも確認しましょう。

オーストラリア

● 1ヶ月間の生活費(目安):15万円〜

ワーキングホリデー先として人気が高いオーストラリアは、日本人の海外移住先としても人気の国です。

物価に関しては、コーラが約400円、ミネラルウォーターが約200円とかなり高い水準であり、都市部で生活する場合は生活費が高くなります。

公用語は英語となっており、日本人コミュニティーも各町ごとにあるため、非常に生活はしやすいでしょう。

気候に関しても日本同様に四季が存在しており、自然豊かでアクティビティが好きな方にはおすすめの国です。

● ビザの取得難易度:高い

留学に関するビザの取得であれば容易に獲得できるオーストラリアですが、移住するとなると話は別です。

諸外国と同じようにさまざまなビザが用意されていますが、取得難易度は年々高くなってきています。

日本人の就職先に関してもそれほど多くはないため、オーストラリアへの移住を検討されている方は、他国と比べてビザの面で苦労する可能性が高いです。

カナダ

● 1ヶ月間の生活費(目安):20万円〜

意外と日本人の在住者が多いカナダですが、日本と比較して社会保障や福祉が非常に充実しており、医療に関しては無料で受けられます。

子供の教育環境に関しても、カナダでは高校まで無償で行ける他、公用語が英語とフランス語なので多言語の学習にも適した環境です。

労働環境に関してもカナダでは、プライベートを重要視する文化があるため、仕事を早めに切り上げて帰宅する会社員が非常に多いです。

ただ物価に関しては、日本よりも高い傾向にあります。

● ビザの取得難易度:普通

カナダでは諸外国と同じように、年齢や語学力、学歴、経済力等がビザ取得の際に問われます。

学生ビザやワーホリビザ等に関しては、簡単に取得することができますが、移住を考えている方は特定の条件を満たす必要があるでしょう。

またカナダは、ノービザでも最長で6ヶ月間滞在が可能ですので、気になる方はまずは体験移住してみてはいかがでしょうか。

オランダ

● 1ヶ月間の生活費(目安):13万円〜

日本から遠く時差が約8時間もあるオランダ。

一度、移住さえしてしまえばEU諸国へのアクセスが抜群に良いため、さまざまな国へ気軽に旅行できます。

物価に関しては、EU圏内ということもあり日本よりも若干高めの水準です。

食事は日本よりも美味しくないと評価する人が多く、食卓のバリエーションは非常に少なめ。

オランダでは、英語でも十分通じるため心配する必要はないように思えますが、現地の人とより仲良くなるためにはオランダ語が必須です。

● ビザの取得難易度:低い

オランダはEU諸国の中では、比較的にビザの取得が簡単な国であり、ヨーロッパに住みたいと考えている人が最初に候補にあげる国として有名です。

一度、オランダの永住権を取得してしまうと、国や自治体等のさまざまなサービスが利用できるようになりますが、国民投票には参加できません。

また永住ビザの取得費用に関しても、大人で約2万円、子供(18歳未満)で約7,000円と非常に安いのも大きなメリットです。

シンガポール

● 1ヶ月間の生活費(目安):25万円〜

「お金持ちが移住する国」としてのイメージが、強いと思われるシンガポール。

シンガポールでは、キャピタルゲインで得られる利益が非課税となっており、その他にも住民税や相続税、贈与税等がありません。

税制面に関しては遥かに日本よりも優れているため、資産運用のためにシンガポールへ移住する人も非常に多いです。

ただし、物価に関しては世界で一番高いとされており、ニューヨークやロンドン、東京などで生活するよりも生活費がかかってしまいます。

● ビザの取得難易度:高い

シンガポールでは国民の約40%が外国人という時期もあった程、外国人の受け入れに関してはこれまで積極的に行われてきました。

しかしその結果、雇用や物価、家賃等に悪影響を及ぼしたことにより、国民から不安の声が上がり2013年1月に雇用やビザ等に関する改正が行われています。

その後はビザの取得が難しくなっており、以前と比較してシンガポールへの移住のハードルは、高くなっています。

ニュージーランド

● 1ヶ月間の生活費(目安):10万円〜

自然豊かな国として注目を集めているニュージランド。

映画「ホビット」の撮影地としても有名な国であり、食材の宝庫としても有名な国です。

日本と同じく軟水なので、水道水を蛇口から直接飲むこともできます。

ただ物価に関しては日本よりも若干高く、家賃に関しても都市で生活する場合は高くなりがちです。

● ビザの取得難易度:普通

ニュージーランドのビザを取得する場合、就労ビザもしくは永住ビザのどちらかになります。

現地で就職先を探す場合、仮に就職できたとしても給料は外国人なので、一般の人と比較して額面は少なめです。

本業の給料だけでは生活が厳しくなりがちなので、人によっては副業する必要性が出てくるかも知れません。

ノービザだと最大90日間は滞在できますので、気になっている方はまずは現地で、体験移住を行ってみてはいかがでしょうか。

イギリス

● 1ヶ月間の生活費(目安):15万円〜

4つの連合国から形成されているイギリスでは、各地でさまざまな文化が楽しめます。

首都ロンドンで生活する場合、物価に関しては日本よりも若干高い水準であり、家賃や光熱費、水道代の方はエネルギー問題によりかなり高くなっています。

ロンドンではシェアハウスが一般的であり、家賃の高さを軽減するために友達と一緒に住む人が大半です。

家族で移住する場合は、それなりの生活費がかかることを覚悟しなければいけません。

● ビザの取得難易度:高い

イギリスには、4つのタイプ(学生ビザ、就労ビザ、婚姻ビザ、永住ビザ)のビザが用意されており、取得難易度は諸外国と比較して高めです。

将来的に永住を検討されている場合は、イギリス人と結婚するか、現地企業に5年以上務めるかのどちらかが現実的でしょう。

どちらにしても高い英語力が求められるため、事前の英語学習は必須です。

海外移住前の必要な準備事項

海外移住 費用

海外移住を行うにあたり、日本での事前準備が非常に大切になってきます。

日本での各種手続き
  • 年金
  • 住民票
  • 運転免許証
  • 各種税金の支払い
  • 健康診断、歯科検診
  • ビザの取得 など

ご自身が今置かれている状況や移住される国によっても、日本で準備する項目が変わってくるため、必ず先駆者を参考にしながら準備しましょう。

万が一、準備事項に漏れがあると海外移住先で対応できない可能性もありますので、日本でできることは必ず済ませておくのが無難です。

また事前に海外移住に関して、相談できる相手を見つけておくのも大切なことです。

担当FP
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海外移住は、事前準備が非常に重要です!

海外移住に向けて今からできる資産形成

海外移住 費用

海外移住を行うにあたりビザの取得条件として、ある程度の経済証明が求められます。

例えばマレーシアでMM2Hビザを取得する場合、50歳未満の方が取得を目指すとなると、日本の金融資産が最低でも約1,500万円が必要となります。

加えて、月々30万円以上の収入を得られているかを、証明しなければビザの取得ができません。

マレーシアに限らず、ある程度の資産がないとビザの取得ができない国が意外と多いため、今のうちから資産形成を行なっておきましょう。

資産運用の具体的な方法としては、つみたてNISAやiDeCo等を活用して、無理のない範囲で積立投資するのがおすすめです。

担当FP
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いきなり数千万円を準備するのは難しいので、時間をかけて資産形成しましょう。

海外移住の費用等に関するよくあるQ&A

海外移住の費用等に関する多くの質問や悩み等の中から、特に多かった内容だけに絞って、それぞれ分かりやすく回答をまとめてみました。

担当FP
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疑問や悩み等は、海外移住する前に解消しておきましょう。

Q.海外移住する場合、日本にある車はどうすればいいですか?

日本に車がある場合は、親族に預けるか売却した方がよいでしょう。

仮に海外の移住先まで車を持って行く場合、高い輸送費がかかる上に国の規定を満たしていないと、持ち込めないケースも考えられます。

その上、提出書類も多くなるため、手間と費用を考慮すると海外まで車を持参するのは、現実的ではありません。

Q.家族で海外移住する場合、どのような障害が考えられますか?

海外移住を家族で行う場合は、1人で行うケースと比較してより慎重に行動する必要があるでしょう。

家族の理解を得る時間も必要な上に、総合的な移住コストもより多くかかります。

お子さんがいる場合は、現地の学校や環境に馴染めない可能性も考えられますので、海外移住のハードルは思っている以上に高いです。

具体的な障害に関してはケースバイケースですので、第三者の信頼できる相談相手をみつけて、客観的な意見をもらうとよいでしょう。

Q.海外移住した場合、日本の年金を海外口座に振り込めますか?

日本で受け取っている年金を、海外口座に振り込むことは可能です。

海外口座に振り込みたい場合は、事前に届出を出す必要があります。

具体的なやり方に関しては、日本年金機構の公式サイトを参考にしてください。

Q.海外移住した場合、 日本の証券口座等を家族に譲渡できますか?

日本にある証券口座の株式を家族の誰かに譲渡する場合は、贈与税が発生します。

実際に譲渡する場合は、ご自身が活用している証券口座の公式サイトに問い合わせて、詳細を確認してみてください。

まとめ

海外移住にかかる費用は、移住される国によっても大きく異なります。

どのような目的で海外移住を選択するのかによっても、総合的にかかる移住コストが変動するため、事前にしっかりと計画を練る必要があるでしょう。

また既にある程度、海外移住先の国が決まっている方は、実際に現地へ足を運びご自身のイメージとの乖離を確認するのも重要です。

海外移住は決して実現不可能なものではありませんので、まずは情報収集から行なっていきましょう。

担当FP
担当FP

実際に海外移住されている方に会って、話を聞いてみるのもおすすめです!

この記事を書いた人

セブ島在住のキャリアアドバイザー|フリーランス・Webライター歴7年|保有資格:FP2級・簿記3級 など|得意分野:資産運用,税金,副業 など|個人でも積み立てNISAや米国ETF、仮想通貨などで資産運用中|暮らしに役立つ情報を、分かりやすくお伝えします。

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