個人向けの事業継承おすすめマッチングサイト5選【スモールM&A】

お金のコラム
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相談者
相談者

個人で事業を継続するのは難しくなったため、どうにかして事業継承を行いたいのだが…。

少子高齢化により事業継承者が見つからないため、どうにか探す方法を教えて欲しい。

日本では少子高齢化の影響もあり、中・小企業の多くが事業継承者探しに悩みを抱えています。

事業継承者に関する問題は、何も法人だけの話ではなく個人事業主にも該当する大きな問題です。

実際に帝国データバンクの調べによると、調査対象の65.2%が「後継者不在」と回答しています。

後継者がいないことを理由に簡単に事業を廃止してしまうよりも、「事業を買い取りたい」という第三者に譲渡してしまう方が、賢明ではないでしょうか。

この記事では個人向けの事業継承に関する、おすすめのM&Aマッチングサイトを初心者の方でも、分かりやすく解説しています。

最後まで読んでいただくことで、事業継承に関する悩みを解決することができるでしょう。

担当FP
担当FP

“M&A”とは、「Mergers and Acquisitions」の略語であり、日本語では「合併と買収」を意味します。

後継者不在で事業存続が危ぶまれている方には、M&Aは有効な選択肢といえます。

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個人向け事業継承・スモールM&Aマッチングサイトとは?

“M&Aマッチングサイト”とは、インターネットで提供されているサービスを通じて、事業の売り手と買い手を繋げる仕組みのことを指します。

また、”スモールM&A”とは、小規模な事業や会社による売買を意味しています。

例えば個人営業の飲食店や美容室等を売買する場合は、「スモールM&A」にあたるでしょう。

「M&A」と聞くと大企業が行なっているようなイメージを持たれる人も多いですが、決して法人に限った話ではありません。

今は個人事業主の方でも容易にM&Aができるようになっており、近年の事業継承者不足の状況下においては、当たり前のように行われている手段の一つです。

担当FP
担当FP

M&Aは、事業継承を考えている方にはおすすめの経営戦略なので、個人であっても検討する余地があるといえます。

M&Aマッチングサイトでの一般的な売買の流れ

  1. 買い手・売り手がM&Aマッチングサイトに登録する
  2. 売り手は売却案件に関する情報、売り手側は企業情報や買収ニーズ等を登録する
  3. 買い手側が売却案件情報の中から、気になる案件に対し交渉リクエストを送信する(サイトによっては売り手側からもアプローチ可能)
  4. 双方の合意が確認できれば、マッチング成立
  5. 秘密保持契約を結んだ後、具体的な交渉に移る
  6. 最終的に双方が売却価格や事業内容に納得した上で、最終契約を交わしM&A完了となる

M&Aマッチングサイトによっては、若干手順が異なることもありますが、基本的な流れに関してはどこも同じです。

分からないことがある場合は、一度カスタマーサポートに問い合わせるか、M&Aアドバイザーに相談してみましょう。

M&Aマッチングサイトを活用するメリット・デメリット

M&Aマッチングサイトを活用する前に、しっかりとその特徴を把握しておく必要があります。

基礎的な知識が不足した状態で活用してしまうと、思わぬトラブルに遭いかねませんので注意しましょう。

担当FP
担当FP

マッチング型のM&Aサイトは、小規模な事業を行なっている人でも、気軽にネット上で相手を探せるのが大きな利点です。

M&Aマッチングサイトのメリット

  • 自分自身で事業継承の相手を探すことができる
  • 事業規模に関わらず継承が実現可能である

M&Aマッチングサイトを活用することで、自分自身の希望を反映させた案件を、自由に出すことができます。

具体的な事業継承のプロセス等も簡略化されているため、初心者の方であっても迷うことなく手順に従って進めれば、簡単にM&Aが可能です。

また、事業規模に関わらず事業継承が実現可能なので、個人でも気軽に取り組めるのも大きなメリットです。

M&Aマッチングサイトのデメリット

  • 事業継承に関するサポート体制が不十分である
  • 事前調査不足になる可能性が高く、リスク管理が難しい

M&Aマッチングサイトのデメリットは、事業継承に関するサポート体制が不十分であることです。

一般的なM&A仲介会社に依頼する場合と比較して、M&Aの専門家が手厚くサポートしてくれる訳ではありません。

本来であればM&Aを行う前にしっかりと事前調査を行うべきですが、個人で行うのには限界があるため、後で問題になるリスクが高いといえます。

事業継承のためのM&Aマッチングサイトの4つの選び方

事業継承のためのM&Aマッチングサイトの選び方としては、主に4つ挙げられます。

  • マッチングが行いやすいか
  • 専門家からのアドバイス等のサポート体制は十分か
  • 手数料は割安か
  • 過去のM&Aマッチング実績が十分にあるか

M&Aに関するサイトは非常に多いため、ある程度の基準を定めた上で、選定する必要があるといえます。

より好条件で事業継承できるように、最低でも2つのサイトに登録しておきましょう。

担当FP
担当FP

基本的にどのM&Aマッチングサイトも、無料登録できるようになっているため、まずはご自身が気になるサイトに登録してみてください。

マッチングが行いやすいか

M&Aマッチングサイトを選ぶ際には、「マッチングが行いやすいか」が非常に重要になります。

特に”利用者の数”や”業種との親和性”は重要な比較対象なので、ご自身の事業との相性等を考えながら選ぶようにしましょう。

また、サイト内に掲載されている案件の数や、その具体的な内容等も合わせて確認しておきましょう。

専門家からのアドバイス等のサポート体制は十分か

M&Aマッチングサイトを選ぶ際には、専門家等からのサポート体制や、秘密保持契約等をしっかりと行なっているかの確認も必要です。

サイトによっては、無料で専門家からのサポートが利用できるところもあります。

また秘密保持契約は、交渉段階での情報漏洩を防ぐためにも、必ず行なっておきたいところです。

手数料は割安か

M&Aマッチングサイトでは、手数料が発生します。

手数料には主に2つのパターンがあり、一つは売り手は無料で買い手が手数料を支払う場合、もう一つは売り手・買い手の双方に手数料がかかる場合です。

M&Aマッチングサイトによって手数料の割合は異なるため、必ず利用する前に確認が必要です。

過去のM&Aマッチング実績が十分にあるか

M&Aマッチングサイトでは、過去のM&Aマッチング実績を公開しているところもあるため、必ず確認しておきましょう。

サイトによっては、秘密保持契約の観点から一部だけしか公開していないところもありますが、豊富な実績があるサイトの方が信頼性は高いです。

またサイト自体の運営歴も、実績同様に信頼性や安全性に影響しますので、合わせて確認しておきましょう。

個人向けの事業継承おすすめM&Aマッチングサイト5選

個人向け事業継承に関するM&Aマッチングサイトの中でも、特におすすめのサイトを5つご紹介します。

  • ビザイン
  • スモールM&A.com
  • TRANBI(トランビ)
  • M&A総合研究所
  • M&Aクラウド
担当FP
担当FP

M&Aマッチングサイトによって特徴がそれぞれ異なるため、ご自身の事業や好みに適したサイトを活用してみてください。

ビザイン

出典:https://www.bizign.jp/
運営会社株式会社ビザイン
実績10年以上サービスを提供し続けている
手数料(取引価格:手数料)
1,000万円以下の場合:150万円
3,000万円以下の場合:250万円
6,000万円以下の場合:300万円
1億円以下の場合:500万円
公式サイトhttps://www.bizign.jp/

“ビザイン”は、小・中規模のM&Aにも対応しており、業界でも認知度の高いM&Aマッチングサイトです。

福岡や東京を中心にすでに10年以上のサービス提供を行なっており、小規模な案件であってもしっかりと実績を積み重ねています。

事業規模が小さくても真摯に対応してくれるため、非常に信頼できるM&Aマッチングサイトの一つです。

スモールM&A.com

出典:http://manda.biz-mediation.com/
運営会社株式会社ビズ・ミディエーション
実績飲食店事業:売却
成約金額:800万円(事業譲渡)
手数料成功報酬:150万円〜
公式サイトhttp://manda.biz-mediation.com/

“スモールM&A.com”は、関西の中小企業に特化したM&Aマッチングサイトです。

関西地域内であれば幅広いネットワークと持っており、専属のアドバイザーが新設丁寧にサポートしてくれます。

また秘密保持契約を行った後に、無料相談等を実施しているため、情報漏洩の心配もありません。

TRANBI(トランビ)

出典:https://www.tranbi.com/
運営会社株式会社トランビ
実績累計M&A案件数:4,522件
累計マッチング数:19,398件
手数料売り手:無料
買い手:プレミアムプラン加入必須(月3,980円〜)
公式サイトhttps://www.tranbi.com/

“トランビ”は、2011年からサービス提供を行なっている、国内最大級のM&Aマッチングサイトです。

国内初のオンライン事業継承・M&Aマッチングサイトとしてリリースされたトランビでは、大手企業から中小企業まで幅広い案件を取り扱っています。

また売り手側の手数料は一切かからないようになっており、サポート制度に関しても非常に充実しているのが大きな特徴です。

M&A総合研究所

出典:https://masouken.com/
運営会社株式会社M&A総合研究所
実績成約実績
手数料売り手:無料
買い手
・5億円以下:5%
・5億円超~10億円以下:4%
・50億円超~100億円以下:3%
公式サイトhttps://masouken.com/

“M&A総合研究所”は、成約までのスピードが最短3ヶ月と大変早いM&Aマッチングサイトです。

経験豊富なM&Aアドバイザーがフルサポートしてくれるので、はじめて事業継承を行う方でも比較的安心して取り組めます。

また売り手側の手数料は無料なので、コスト面でも非常に優れているといえます。

M&Aクラウド

出典:https://macloud.jp/
運営会社株式会社M&Aクラウド
実績成約実例一覧
手数料売り手:無料
買い手:最低報酬150万円〜(3%ほど)
公式サイトhttps://macloud.jp/

“M&Aクラウド”は、マッチングから成約までプロのアドバイザーがサポートしてくれる、M&Aマッチングサイトです。

売り手側の手数料は完全無料となっており、買い手側の手数料は完全成果報酬型・着手金無料となっています。

またM&Aクラウドでは買い手側だけではなく、売り手側からもアプローチができるようになっており、気になった相手と直接コミュニケーションが図れます。

国が提供している個人向けの事業継承サービス

事業継承に関するサービスは、民間企業以外にも国が行なっている事業継承サービスも存在します。

  • 事業引継ぎ支援センター
  • 事業継承マッチング支援|日本政策金融公庫
担当FP
担当FP

民間企業のサービスを活用するのも一つの手段ですが、国が提供している事業継承サービスでは、公的相談窓口として無料で気軽な相談が可能です。

その上、仲介手数料がかからないので、コスト面でも優れているといえます。

事業引継ぎ支援センター

出典:https://shoukei.smrj.go.jp/

“事業引き継ぎ支援センター”では、中小企業の事業継承に関するあらゆる相談を受け付けています。

47都道府県ごとに相談窓口を設けているため、安心して対面で相談を行うことが可能です。

また相談件数はすでに48,000件を超えており、実績としても申し分ないといえます。

●公式サイトhttps://shoukei.smrj.go.jp/

事業継承マッチング支援|日本政策金融公庫

出典:https://www.jfc.go.jp/n/finance/jigyosyokei/matching/

“事業支援マッチング支援”は、日本政策金融公庫が提供しているサービスです。

売り手・買い手共に手数料は無料となっており、一般的な民間企業のM&Aマッチングサイトと比較して、仲介手数料を取られる心配がありません。

また専門担当者による手厚いサポートが受けられるため、はじめての方でも安心して任せられます。

●公式サイトhttps://www.jfc.go.jp/n/finance/jigyosyokei/matching/

まとめ

事業継承を検討されている方は、民間会社や国が提供しているM&Aマッチングサイトを活用するのも、一つの手段です。

特に国が提供しているサービスは、売り手・買い手双方が無料で活用できますので、事業継承で悩んでいることがありましたら、まずは気軽に相談してみてください。

またFPの方でも事業継承に関する相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

担当FP
担当FP

事業継承に関するトラブルを未然に回避するためには、プロのM&Aアドバイザーに一度相談するのが得策です。

問題が起きた後では対処が難しいため、個人だけで解決しようとせずに、便利なサービスを利用しましょう。

この記事を書いた人

セブ島在住のキャリアアドバイザー|フリーランス・Webライター歴6年|保有資格:FP2級・簿記3級 など|得意分野:資産運用,税金,副業 など|個人でも積み立てNISAや米国ETF、仮想通貨などで資産運用中|暮らしに役立つ情報を、分かりやすくお伝えします。

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