結婚する決心がつかない男性の心理が知りたい
どうすれば決心がつかない彼氏を説得できるの?
最近は、未婚化や晩婚化など若者の結婚に対する価値観が大きく変化している中で、男女の結婚観に関しても大きな違いが見られます。
特に男性の場合、恋愛や結婚等に対して消極的な人を「草食系男子」と呼ぶようになり、積極的に異性と交流しない人が増えています。
逆に女性側が男性に対して積極的にアピールするケースも多く、恋愛や結婚に対して決心がつかない男性も少なくありません。
この記事では、結婚に対する男女の価値観の違いや、決心がつかない男性の心理等に関して、分かりやすく解説しています。
最後まで読んで頂くことで、決心がつかない彼氏を説得する方法が見つかるはずです。
男女の結婚や恋愛に対する価値観の違いを理解した上で、適切なアプローチを行いましょう。
結婚に踏み切れない男性の4つの心理
結婚に踏み切れない男性の心理としては、次のような項目が挙げられます。
- 金銭的な余裕がない
- 独身生活をまだ楽しみたい
- 彼女でいいか決めかねている
- そもそも結婚するつもりがない
男性側の心理として多いのは、やはり金銭的な問題が多く挙げられます。
金銭的な余裕がない
ゼクシィ結婚トレンド調査2021の資料によると、結納・結婚から新婚旅行までにかかる総額費用は、全国平均356.8万円という調査結果が出ています。
数値はあくまでも平均額ではありますが、結婚するにはある程度のまとまったお金が必要不可欠という訳です。
結婚に踏み切れない男性の多くは、金銭的な面で不安を抱えている場合が多く、結婚後の生活に関しても金銭的な不安を感じている人が大半です。
独身生活をまだ楽しみたい
結婚に踏み切れない男性の中には、独身生活をもっと楽しみたいと考えている方も少なくありません。
結婚すればもちろん、それまで自由に使えていたお金や時間に制限がかかります。
国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、2020年において生涯未婚率は男性が25.7%、女性が16.4%といった結果が出ています。
男性の4人に1人が生涯独身であると考えると、独身を選択する男性が増えている、といっても過言ではありません。
彼女でいいか決めかねている
結婚に踏み切れない男性の中には、今付き合っている彼女と本当に結婚して良いのか、決めかねている人もいます。
優柔不断といってしまえばそれまでですが、男性側にとっても結婚は人生の一大イベントですので、安易にパートナーを決めることはしません。
男性心理としては、じっくりと時間をかけて関係性を築き、結婚や子育て等に対する価値観を共有したいと思っているはずです。
そもそも結婚するつもりがない
結婚に踏み切れない男性の中には、そもそも最初からあなたと結婚するつもりがない人もいます。
これは複数人の異性と付き合っている男性に、ありがちなパターンです。
この手の男性と付き合っている方で、脈がないと感じたらすぐに別れるべきでしょう。
結婚を求めている女性側としては、時間の無駄になりかねません。
結婚をためらう男性にありがちな理由5選
結婚をためらう男性にありがちな理由(言い訳)は、次の通りです。
- 給料がアップしたら
- 子供が欲しいと思ったら
- 経済的な余裕ができたら
- 最愛の人と出会えたら
- 家庭を持つ自信ができたら
女性の場合は、一般的に恋愛からすぐに結婚へ発展しやすい特徴があります。
しかし男性の場合は、タイミングや時期にこだわる人が意外に多いです。
給料がアップしたら
結婚をためらう男性にありがちな理由として、仕事に関する言い訳がよく挙げられます。
特にお金に関する言い訳が多く、給料が今よりも上がってから考える方や、昇任してから結婚を考えるといった方も多いです。
男性的には、やはり仕事である程度の実績が得られないと、結婚してから家庭を持つ自信が持てない人が多いようです。
子供が欲しいと思ったら
男性の中には「結婚=子供を持つ」といった認識を、持っている方も少なくありません。
子育てには当然親としての責任が伴いますので、子供を育てる自信のなさから(今はまだ結婚する時ではない)と考える男性も一定数います。
このような理由で結婚をためらう男性に出会った場合は、結婚と子供を分けて考えるように教育する必要があるでしょう。
経済的な余裕ができたら
結婚をためらう男性に多い言い訳の一つに、本人の経済的な余裕のなさが挙げられます。
本気で結婚しようと考えている男性であれば、ある程度の結婚資金を貯めているはずです。
全く貯金もしていない状態で結婚を行うのは不可能ですので、経済的な余裕がない男性はなかなか結婚に踏み出せません。
最愛の人と出会えたら
結婚をためらう男性の中には(今付き合っている彼女よりも、もっといい女性と出会えるかも知れない...)と考えている人も珍しくありません。
理想の女性像は、男性であれば誰もが持っているものですが、実際に理想にマッチした女性に出会える確率は極めて低いです。
理想が高すぎていつまで経っても結婚できない人は、男性に限らず女性にも多いため、くれぐれも注意しましょう。
家庭を持つ自信ができたら
男性としては結婚するとなるとやはり、家族を養わなければいけないという意識が強くなります。
(本当に自分が家族を養っていけるのか…)という不安から、なかなか結婚に踏み出せない男性も少なくありません。
特に若い世代だと家庭を持つ自信がない男性が多いため、そのような場合、女性側はある程度待ってあげる必要があるでしょう。
結婚する気がない男性の共通点・見極め方6つ
結婚する気がない男性の共通点としては、次のような項目がよく挙げられます。
- 結婚の話を振ってもいつも保留にされる
- 同棲していても次に発展しない
- 結婚にメリットを感じていない
- 現在の生活に満足している
- 老後に関して全く考えていない
- 恋愛よりも仕事の優先順位が高い
結婚を望んでいない男性と長く付き合っても時間の無駄なので、女性側としては早めに見極めて次に進んだ方が得策でしょう。
結婚の話を振ってもいつも保留にされる
大事な結婚に関する話を女性側から振っても、いつも話をたぶらかしてしまう男性は、あなたと結婚する気がない確率が高いです。
結婚する気があるのであれば、男性側から付き合っている彼女に対して、前向きに話を進めるはずです。
何度も結婚に関する話を振っても求めている答えがない場合は、早めに見切りをつけた方が良いかも知れません。
同棲していても次に発展しない
カップルの中には付き合って同棲していても、なかなか次に発展しないケースもあります。
女性としては結婚を視野に入れた同棲生活だったにも関わらず、男性側にその気がない場合、一度腹を割って話し合う必要があるでしょう。
それでも男性側から何もアクションがない場合は、ダラダラ同棲生活を送っても意味がないため、どこかで踏ん切りをつけた方が良いでしょう。
結婚にメリットを感じていない
結婚する気がない男性の中には、結婚自体にメリットを感じていない人も珍しくありません。
結婚すれば家事が楽になる訳でもなく、男性によっては自由な時間とお金だけが搾取される、と考えている人もいるでしょう。
娯楽や趣味に関しても、現在は一人でも気軽に楽しめるサービスや商品で溢れています。
非常に便利なモノやサービスで溢れている現代社会で、わざわざリスクを犯してまで結婚しようとは考えていないのです。
現在の生活に満足している
結婚する気がない男性は、すでに独身生活に満足している人が多い印象です。
内閣府の調べによると、結婚して子供が産まれてから小学生に上がるまでに、約440万円が必要という調査結果が出ています。
結婚資金や子育て費用などを考えると、莫大なお金が必要となる訳ですが、独身でいる間はお金が全くかかりません。
結婚すれば多くのお金が必要になり、より多く働かなければいけないと考えると、独身生活の方が楽で良いと男性は考える訳です。
老後に関して全く考えていない
夫婦共働きが当たり前の現代社会においては、結婚は老後生活に備えるための一つの選択肢といっても過言ではありません。
日本では老後2,000万円問題が一時期話題となりましたが、老後生活に備えるための資産形成を考えるのであれば、夫婦の方が圧倒的に有利です。
一人で資産を作るよりも二人で作った方が、より多くの資産を築けるのはいうまでもありません。
しかし、男性側が老後に関して全く考えていない場合は、結婚に関しても無頓着なケースが多いです。
恋愛よりも仕事の優先順位が高い
結婚する気がない男性の中には、恋愛よりも仕事の優先順位が高い人もいます。
特に日本人は仕事が忙し過ぎて、私生活にあまり意識が向いていない人が、男女共に多い傾向にあります。
酷い人だとワーカーホリック(仕事中毒)に陥っているケースもありますので、そのような場合は一度仕事と距離を取るようにしましょう。
結婚に踏み切れなかった後悔【体験談】
実際に彼氏が結婚に踏み切れないと悩んでいる方の事例を3つご紹介します。
同じような悩みを抱えている方は、ぜひとも参考にしてみてください。
Hさんのケース(20代前半)
結婚に踏み切れません。 私には付き合って今年で9年目の彼氏がいます。(同棲5年) 最近結婚の話しが出ており、悩んでいます。
周りからは早く結婚しろと言われますが…正直気分が沈みます。 彼氏は結婚して早く子供もほしいみたいなんでが… 彼26、私24歳です。
彼は学校の教員を目指していて、今は保険の営業をしているのですが、(今年2年目) 来年から臨時採用で離島で非常勤または常勤として働こうかなと言っています。
その時は一緒に来てほしいと言われました。 私は専門職なんですが、離島などには無い職だと思います。
まだ働いていたいという気もあるし、キャリアアップの為に転職も今年中に しようかと思っていたところでした…。(以下省略)
出典:Yahoo!知恵袋
彼氏さんが教員免をしっかりと取得してから、離島への移動を検討した方が良いかもしれませんね。また敢えて遠距恋愛を行なってみるのも一つの選択肢です。
Rさんのケース(20代後半)
結婚に踏み切れない彼。 付き合ってちょうど一年くらいになる彼がいます。
ことの発端は、去年のクリスマスに、彼が、おまえ俺と結婚するか?と言ったのがはじまりです。
私にはその時点 では、自分から積極的に結婚をほのめかしたことはありませんでしたが、彼のひとことで、すごく意識するようになりました。
でも彼は具体的な行動はなにもなく、私は段々イライラしてきて、喧嘩に発展。 結局彼は、行動に移すのはまだ先。
いまいい状態だからこのままいったら結婚するかなぁと思っただけ、と。
私は、なんか拍子抜けするやら、苛立つやらで。。 でも結局何がネックで踏み切れないのかよくわかりません。(以下省略)
出典:Yahoo!知恵袋
何かしら結婚に踏み切れない原因を抱えている可能性が高いため、一度二人で今後について話し合うのが良いでしょう。
Tさんのケース(30代前半)
結婚に踏み切れません。時間をかけて冷静に考えることは無駄でしょうか? 私、30代前半、彼、30代後半です。
彼氏とは6年ほど付き合っていて、先日、結婚をほのめかすようなことを言われました。
ちなみに、はっきり「結婚しよう!」とは言われてません。
彼氏は優しくて誠実で、性格はとても良いのですが、いわゆる決定力や計画力みたいなものがあまりありません。 (以下省略)
出典:Yahoo!知恵袋
彼氏に結婚する気がそもそもない可能性があります。
出産や子育てなどを考えると年齢的にも厳しくなるため、早めに話し合って決断すべきでしょう。
結婚に慎重な彼氏を説得する方法4つ
結婚に慎重な彼氏を説得する方法としては、次のような項目が挙げられます。
- 無理して焦らずに待つ
- 分かりやすい結婚アピールをする
- 将来について二人で話し合う
- 親に合わせる機会を作る
一番良い方法としては、一度お互いに腹を割って本音で語り合うことです。
無理して焦らずに待つ
結婚に慎重な彼に対して、無理に焦らせるようなアクションを取るのではなく、一度時間を置いてみるのも得策です。
結婚には男女共にタイミングがありますので、待っている間は自分磨きに集中したり、結婚費用を貯めるなどの行動を取るのがおすすめです。
あなた自身の魅力が上がれば、自ずと彼から結婚を切り出してくれるかも知れません。
分かりやすい結婚アピールをする
実はただ鈍いだけな男性である可能性もあるため、あまりにも彼が鈍いと感じている人は、あなたから分かりやすいアピールをするのもありです。
それとなく結婚後の生活に関して話題を振ってみたり、子育てに関して意見を促してみると良いでしょう。
彼氏が結婚する気があるのであれば、結婚後の生活や子供に関しても真剣に考えてくれるはずです。
逆に気のない答えを言うようであれば、一度彼との交際を考え直すべきかも知れません。
将来について二人で話し合う
結婚に慎重な彼氏を説得するには、お互いに腹を割って将来に関して、話し合える場を設けるようにしましょう。
事前に将来に関して話し合うことを伝えておき、お互いに十分な時間を確保した上で、結婚観に関して本音をぶつけ合いましょう。
仮に話し合いの段階では、彼氏が結婚まで考えていなかったとしても、その後の関係性に関して何かしらの解決策が見つかるはずです。
親に合わせる機会を作る
結婚に慎重な彼氏をその気にさせる方法として、あなたの親に直接合わせるのもおすすめです。
さりげなく会食を開いて彼氏を親に紹介することで、無理矢理にでも結婚を意識させられるはずです。
後日、彼氏に直接将来について聞いてみると良いでしょう。
本当にあなたとの将来を考えている彼氏であれば、結婚に関して前向きな意見がもらえるはずです。
男性の結婚に関するよくあるQ&A
男性の結婚に対する悩みや質問等の中から、特に多かった内容だけに絞って、それぞれ分かりやすく回答をまとめました。
最近は、特に金銭的な不安により、なかなか結婚に踏み出せない男性が多いです。
結婚は、パートナーと一緒に行うものですので、二人でよく話し合った上で課題を解決していきましょう。
Q.結婚する年齢の平均はどれくらいですか?
各国や地域によって異なりますが、日本人の男性が結婚する平均年齢は、30歳前後になることが一般的です。
最近の傾向としては、結婚年齢が上昇傾向にあります。
Q.結婚に必要な費用はどれくらいですか?
結婚にかかる費用は、挙式・披露宴や新婚旅行、新居の費用など、夫婦それぞれの希望や予算によって大幅に異なります。
一般的には、数百万円から1000万円以上かかることがあります。
事前に計画を立て、無理のない範囲で予算を組むことが大切です。
Q.結婚生活で大切なことは何ですか?
結婚生活で大切なことは、相手とのコミュニケーション、信頼関係の構築、共通の価値観や目標を共有することなどが挙げられます。
また、互いの違いを尊重し、変化に柔軟に対応できることも重要です。
Q.結婚前に結婚相手とどんな話をしておくべきですか?
結婚前に相手と話し合うべきトピックは、次のような項目が挙げられます。
- 将来の子どもの有無や育児分担
- 家族構成や同居の有無
- お互いの仕事や収入・家計管理
- 休日の過ごし方
- 宗教や文化の違い
- 将来の夢や目標
それぞれ共に過ごす人生において重要な要素ですので、各自でしっかりと話し合いましょう。
Q.結婚指輪の予算はどれくらいが一般的ですか?
結婚指輪の予算は、カップルそれぞれの価値観や経済状況によって異なります。
一般的には、数十万円から数百万円までの幅があります。
自分たちに合った予算で選ぶことが大切です。また、指輪選びは二人で一緒に行くことが望ましいでしょう。
まとめ
結婚の決心がつかない男性にありがちな心理を、4つご紹介しました。
- 金銭的な余裕がない
- 独身生活をまだ楽しみたい
- 彼女でいいか決めかねている
- そもそも結婚するつもりがない
多くの男性にありがちな考えですので、彼女側は彼氏がどのような心理状態に当てはまっているか、冷静に見定めましょう。
男性側の結婚の決心がつかない理由がハッキリと把握できれば、適切な対策が取れるはずです。
一度プロのカウンセラーに相談するのも一つの方法です。
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