みなさん、こんにちは。youtubeでFP3級講座を展開しておりますが、それをブログでも紹介します。動画が良い方は下の動画をどうぞ。
個人年金
ライフプランニングで学習したとおり、年金については公的制度もありますが、私的に備えることもできます。それが個人年金です。以下ポイントをまとめましょう。
確定年金 | 被保険者の生死に関係なく契約時に定めた一定期間、年金が支払われ、年金受取期間中に被保険者が死亡した場合、残りの年金または一時金が被保険者の遺族に支払われる。 |
終身年金 | 被保険者が生存している限り、年金が支払われ、年金受取期間中に被保険者が死亡した場合、その後の年金の支払いはない。 |
有期年金 | 被保険者が生存している限り、あらかじめ定められた期間、支払われる。 |
夫婦年金 | 夫婦のいずれかが生存している限り、支払われる。 |
損害保険
この項では損害保険について見ていきます。まずは、基本的な用語をまとめましょう。
- 保険金額:保険の契約金額のことで、保険事故が生じた場合に支払われる最高限度額をいう。
- 保険価額:保険事故が生じた場合に、被保険者が被る可能性のある損害額の最高見積額をいう。
- 評価額:通常、時価額と同額であり、再調達価額から減価償却分を控除した額をいう。
超過保険と一部保険
保険金は、利得禁止の原則にもとづき、実損てん補となる金額としなければなりません。言い換えれば、事故が起こると保険で儲かるということがあってはいけないわけです。
利得禁止の原則を踏まえ、以下のような取り扱いがされます。
超過保険
超過保険とは、保険金額が保険価額より大きい保険をいいます。
保険事故が生じた場合は、超過している部分の保険金は支払われません。
一部保険
一部保険とは、保険金額が保険価額より小さい保険契約をいいます。
一部保険の場合、保険金額の保険価額に対する割合に応じて保険金が支払われる(=比例てん補)ことがあります。
ただし、保険金額が保険価額の80%以上の場合、保険金額を限度として、実際の損害額が支払われます。
火災保険
火災保険は、建物や動産を対象とし、火災・落雷・破裂・爆発・台風などによる損害を補償します。
住宅火災保険では、給排水設備の事故による水ぬれや台風による洪水などの水災は補償の対象となりません。
また、自宅が火事にあって個人が受け取った火災保険金は、非課税です。
地震保険
地震保険は単独で加入することができず、火災保険等に付帯して加入しなければなりません。
保険金額は、主契約である火災保険の保険金額の30%以上50%以内の範囲内での設定となり、建物、家財のそれぞれに限度額が定められています。建物については5,000万円、家財については1,000万円が上限となります。
保険の対象には、1個または1組の価額が30万円を超える宝石や美術品等は含まれません。
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